Columbia(コルンビア)

   Rumba には3つの代表的なスタイルがありますが、その中でもっともテンポが速く、6/8を強く出した演奏のためよりアグレッシブなアフロ感が強くなりますが、踊りもそれに対応して激しいのが特徴です。
 基本的には男が一人で踊ってその上手さを競うというブレークダンスのような図式です。ルンバはもともと自由度が高い踊りですが、実際この踊りの中には、 ヒップホップの技を入れる人たちもいます。オーソドックスには、他のキューバの男踊り(元々由来といわれているAbakua, Palo等)や、動物・昆虫の形態模写、その他強くカッコよくみせる動きやあっと言わせる動き、トリッキーな動きを入れて踊ります。
 ダンサー同士の駆け引きも面白いですが、キントの太鼓に呼応してお互いがインプロビゼーションし合う展開もあり、とてもスリリングでかっこいい踊りです。
 キューバ人のサルサやワワンコーの中で、特に男性がこのコルンビアの動きを入れることがあります。

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